●2016年度 活動報告
2015 <
2016/04/12
 今年度のゼミが動き始めます。今日は、松浜小学校にご挨拶に伺わせていただきました。約束の時刻前に到着したため、まず、昨年度のトンネル制作の成果を3年生全員で確認させていただきました。
 その後、全員で校長先生にご挨拶をさせていただきました。昨年度までの交流活動の経緯と、これからの予定について大まかなご相談をさせていただきました。
 ゼミ生たちは、全員、緊張の面持ちでした。これから、敬語も適切に使えるようにがんばっていきましょう。
 さらに、校内を見学させていただきながら、これから交流する予定の子どもたちにもご挨拶をさせていただきました。これからお世話になる学校や学級の雰囲気がつかめたようです。
 大学に戻ってからは、次の授業の時間が迫るなか、早速、今後の役割分担と予定について活発な議論が展開されました。全員、本当に頼もしく見えました。これからの皆さんの活躍に大いに期待しています。
2016/04/14
 ゼミ生たちで自主的に研究室に集まって、今年度の松浜小学校との交流活動の年間計画を立てたようです。すばらしい、やる気です。
 その後は、喫茶店で教員採用試験の勉強をしたそうです。すばらしい、やる気です。これからの活躍に大いに期待しています。
2016/04/22
 研究室に集合して、週明けの松浜小学校での打合に向けた打合を開催しました。それぞれの論点と詰めておかねばならない事項を整理しました。
2016/04/24
 トンネル制作のモチーフ選びなどに関わって、ゼミ生たちだけで松浜地区にある「ひょうたん池」を訪れました。
 いつもながら、相変わらず、強い風が吹いていて寒かったようです。
 周辺の生き物について解説したパネルもあります。よく読んで、しっかり理解してほしいところです。
 こちらは美しい夕日。実際に行ってみて具体的に語ることができるようになったのではないでしょうか。これから、松浜地区についての理解を、少しずつ、深めていきましょう。
2016/04/25
 松浜小学校にお邪魔して、ご担当の先生方とそれぞれの打合をさせていただきました。まず、子どもたちとの交流活動の見通しを共有しました。
 次に、総合学習の教材制作と単元の指導計画を踏まえた大ざっぱな予定を提案させていただきました。ゼミ生たちの緊張感が伝わってきました。
 松浜小を退出した後は、松浜地区にある喫茶店「もか」で食事をとりました。近いうちにお店の周辺でフィールドワークをすることになると思います。
 研究室に戻った後も打合は続きます。今後の予定の具体化に向けて詰めた話をしました。
2016/05/06
 4年生が昨年度に取り組んだトンネル制作のお手本に、さらに手を加えました。今後の活動の展開に向けて、道具の状況や作業の流れを確認することが目的です。
 全体のバランスを見ながら型紙の位置を決め、ペンキを塗るという一連の作業を、どうしたら子どもたちと一緒にできるところまで落とし込めるのかが、今後の検討課題です。
 また、道具の準備や、使用した道具の後片付けにかかる手間や時間をどう克服するかも重要な問題です。先生方とも相談させていただくことができました。
 松浜小学校を退出した後は喫茶店「もか」で打合を行ないました。トンネル制作の企画書を作成して検討することになりました。
2016/05/10
 今後のトンネル制作の進め方について、かなり具体的な打合がなされました。途中、偶然やってきた4年生も交えて意見交換がなされました。
 これから、立案した計画に沿った準備が進められる予定です。子どもたちとの協同作業の仕方についても詰めた話し合いがなされていました。
2016/05/13
 今日はゼミ生だけで松浜小学校にお邪魔して、トンネル制作にかかる作業に取り組みました。まずは、型紙と鉛筆で当たりをつけます。
 ゼミ生だけでもできるように一連の作業の工程に習熟することが必要なようです。ペンキ缶の開け方やパレットへ水性ペンキを入れる仕方などにも慣れたでしょうか。
 新しいアイディアであるスポンジでの着色も試してみたようです。うまく塗れるでしょうか。
 こちらが完成したもの。本人たちも、若干失敗した部分があったと自覚しているようです。子どもたちと共同作業として完成させるためには、もう一工夫必要といったところでしょうか。
 作業終了後は、みんなでカレーを食べにいったようです。自分たちだけで取り組めるゼミ活動も軌道に乗ってきました。
 集まれるゼミ生が研究室に集まって、今後の作業のための型紙の制作に取り組みました。5月末に予定されている、子どもたちと一緒に取り組む作業まで手抜かりなくがんばりましょう。
2016/05/16
 週明け、引き続いてのトンネル制作に取り組みました。型紙を利用してボールペンで壁面に当たりをつけます。
 各図案のバランスを見ながらの作業は難しかったようですが、想像していたよりも早く仕上げることができました。
 いよいよ、本格的な色塗り作業に取り組みます。子どもたちには、赤・青・黄のペンキを塗ってもらうことに決め、その他の色はゼミ生が事前に塗ることにしました。
 型紙を用いてローラーでペンキを塗っていきます。かなりキレイに仕上げることができることが判明しました。やはり、この方法が最も良いことが分かりました。
 繰り返し作業をするうちに、大分慣れてきたようです。この方法であれば、子どもたちにも協力して取り組んでもらうことができるでしょう。
 今日の作業を通じて、子どもたちとの協同作業に向けた明確な見通しを持つことができたように思います。
 作業終了後は、煮干ラーメンが秀逸な「石黒」で昼食をとりました。美味でした。手抜かりなく30日の作業に向けて準備を進めていきましょう。
2016/05/17
 今後の準備や作業の内容について、打合がなされました。これから、ゼミ生がメールで松浜小学校に連絡させていただくことになりました。
2016/05/30
 いよいよ、子どもたちとの協同作業によるトンネル制作の本番です。ゼミ生が休日中にレインコートを購入してきてくれました。
 まずは研究室に集まって、今日の作業の内容を子どもたちに上手に説明できるように論点を整理していました。使用する型紙が不足していたことにも気づき、大急ぎで作成しました。
 先発隊が先に松浜小学校にお邪魔して、トンネル内での基礎的な作業に取り組んでくれました。その後、後発隊が合流して一緒に準備を進めることになりました。
 お借りしたカラーコーンにロープを張って、トンネル内を、制作作業をするためのエリアと、下校する児童のための通路とに区分します。ペンキが垂れても大丈夫なように下に新聞紙も貼ります。
 下校していく可愛らしい1年生たちとも交流があったようです。微笑ましい光景でした。
 今年度のボランティア委員会の子どもたちと顔合わせです。ゼミ生たちが自己紹介をした後、今日の作業の内容を説明しました。慣れない場面ということもあって、かなり緊張していたようでした。
 これは、用意してきた型紙を使いながら、トンネルの壁面にどのようにペンキを塗っていくかを説明しているところです。三つの班に分かれたうえで、各班が担当する色を塗っていきます。
 二人一組になって、一人が型紙を壁面に押し当て、もう一人がローラーを使ってペンキを塗っていくことになります。
 子どもたち同士で協力し合って、上手にペンキを塗ることができるかどうか、大学の指導教員も、ドキドキしながら、見守っていました。
 背の届かないトンネル上部は図画工作室から拝借した踏み台に乗って作業します。子どもたちが転んで落ちないように、さりげなく腕を回して守っていたゼミ生の優しさに、こっそり、感動していました。
 子どもたちも、すぐに作業に慣れて自分たちだけで上手にペンキを塗れるようになっていきました。
 一緒に参加してくれた4年生も、子どもたちの様子を見ながら作業を手伝ってくれました。
 文字通り、ゼミ生たちと子どもたちとの協同作業といった感がありました。見ているこちらも楽しくなりました。
 全体として楽しく色を塗っていけたように思います。子どもたちもゼミ生たちも一生懸命仕事に取り組んでいました。
 自分の班の色塗りが終わった子どもたちから、レインコートを畳んでしまいます。ゼミ生たちが畳み方を丁寧に教えていました。
 使用したパレットもみんなで洗います。これが一番大変な作業だったかもしれません。子どもたちも一生懸命洗ってくれました。
 完成した花火の図案の一部です。とてもキレイに仕上げることができたように思います。これまでのゼミ生たちの努力が実ったように思います。
 みんな、手がペンキまみれでした。
 作業後、ゼミ生たちが、子どもたちに今日の作業の感想などを聞いていました。楽しく充実した活動だったと感じてくれていたようでした。何よりです。
 最後に全員で集合写真を撮影しました。今後は、残されたもう片方の壁面に別の図案を描いていくことになります。
 松浜小を退出すると、東区にある「おとぎ屋珈琲店」で食事をとりました。次の交流活動についても具体的に取り組んでいくことになりました。
 大学に戻る途中、「ひょうたん池」に寄りました。次のトンネル制作の図案は、この池の自然がモチーフになる予定です。
2016/06/13
 授業の合間を縫って、ゼミ生たちだけで打合がなされたようです。トンネル制作の新たな図案について、おおよそのアイディアがまとまったそうです。
 その後は研究室に集合して新しい型紙の制作に取り組みました。松浜小学校の近くにある「ひょうたん池」の動植物を図案化していきます。
 カッターの使い方も各段に上手くなってきました。お互いにアイディアを出し合って、楽しく作業をしてもらいたいと願っています。
 最後は、今後の折衝や予定について打合がなされました。明日も、午前中に研究室で話し合いをすることになりました。がんばってください。
2016/06/14
 連日の作業が続きます。トンネル制作第二弾に向けて、型紙の制作が進められました。
 途中、4年生がやってきて今後の作業に手伝ってくれると意思表明もしてくれました。感謝しています。就職活動もがんばってください。
 こちらはトンボの型紙です。なかなか美しい出来栄えです。
 全員で協力しあって、大量の型紙が出来上がりました。これらを使ってトンネルの壁面が賑やかに塗られた状態が想像できます。いよいよ、1年越しのトンネル制作も佳境に入ってきました。
2016/06/15
 メールの文面を考える後ろ姿も次第に頼もしく見えるようになってきました。大学生のうちから、できるだけ多くの経験を積んでほしいところです。
2016/06/17
 松浜小学校との日程調整が不調に終わったため、再び、計画の練り直しがなされました。最近のゼミ生たちの自主性や主体性の高まりには目を見張るものがあります。
2016/06/25
 松浜小学校の子どもたちとの交流活動は7月5日に、トンネル制作は11日に実施されることに決まりました。ゼミ生たちが、早速、それぞれの準備に着手してくれました。
 交流活動ではピザ・バスケットをすることになりました。今後、調理実習で一緒にピザ作りをすることを前提に、その材料を憶えてもらう狙いがあります。
 ピザ作りに使う材料のイラストが油性マーカーでとても可愛らしく描けています。今後の展開が楽しみです。
2016/07/01
 ゼミ生たちだけで松浜小学校にお邪魔して、トンネル制作の続きに取り組みました。前回の子どもたちとの協同作業で塗った花火の図案を白いペンキで微修正しました。
 さらに、もう片方の壁面の完成に向けて下書作業が始まりました。諸般の事情で、やや遅れての開始となりましたが、がんばって取り戻してほしいところです。
 作業全体の流れがすでに頭に入っていますので、前回までの作業の進め方に比べても、大分、スムーズに進んだのではないかと想像します。
 こちらは蝶々の図案ですね。色が塗られると、どんな感じになるのか、本当に楽しみです。
 作業が終わった後は、全員で喫茶店「コメダ」に行ったようです。すばらしいチームワークが発揮されるようになってきました。
2016/07/04
 いよいよ、トンネル製作も最終段階に入ります。ひょうたん池の図案を子どもたちと一緒に完成させるために、ゼミ生たちが下準備に取りかかりました。
 まずは、水色で池を表現したようです。梅雨に入ってしまって乾くのに時間がかかりそうですが、水面をどう表現するかには腹案もあるようです。
 予め用意しておいたトンボやチョウチョの型紙で、花火と同じように塗っていきます。ちゃんとできたようです。
 終了後は、ラーメンを食べてきたようですね。恒例になりつつある光景です。
 大学に戻ってからは、子どもたちとの交流活動の準備に大忙しです。
 ピザ・バスケットのめあてを書いた資料が完成しました。素晴らしい出来上がりです。
 また、不足しそうなことが判明した型紙も追加で作成していました。自分たちで、課題を洗い出して、解決できるようになってきました。安心して見ていられます。
2016/07/05
 本年度の子どもたちとの交流活動の記念すべき第1回目が実施されました。この日のために、準備してきたピザ・バスケットで遊びます。簡単な自己紹介から始まりました。
 ゼミ生たちがルールを説明します。最初は緊張の面持ちでしたが、子どもたちの方が受け入れてくれたように思いました。ゲームを通じて、すぐに仲良くなれたように思います。
 オニになった人は、みんなから質問を受けます。好きな食べ物や歌、スポーツなどを聞かせてもらいました。みんなでとても楽しい時間を過ごせたように思います。準備してきた苦労が報われたようです。
 今回の交流活動のめあては、ゼミ生の名前を憶えてもらうこと、これから予定しているピザ作りの材料を知ってもらうこと、ピザ・バスケットを楽しむことの三つでした。達成できたのではないでしょうか。
 その後、トンネル制作の準備の続きに向かいます。3人の後ろ姿が実に頼もしく思えました。
 もはや、道具の準備も手慣れた感がします。
 ハケを使って、水面に浮かぶ蓮の葉や花を表現しました。非常に上達していました。
 大きなトンボの型を使って描いていきます。全体のバランスを見ながら上手に配置できているように思います。
 子どもたちとの協同作業に向けて、小さなトンボの輪郭のなかに塗ってほしい色を指定しておきます。
 全体の作業量のことも考えながら下書も追加しておきました。
 これで下準備は完了しました。残すところ、子どもたちとの協同作業のみです。完成まで、あと少しです。きっと、うまくいくでしょう。
 作業終了後は、東区にある「かつ平」でランチを食べました。全員、大変、良い仕事をしてくれました。本番が本当に楽しみです。
2016/07/08
 お昼にゼミ生たちによる打合と作業がなされました。不足分の型紙作りと、11日に予定している協同作業の流れについての調整が図られました。
2016/07/11
 本日、ついに、これまで1年越しで取り組んできたトンネル制作の最終日です。もはや準備も手慣れたものでした。
 予め三つの班に分かれてもらっていたボランティア委員会の子どもたちに、今日の作業の説明をしていきます。
 前回の花火の図案を仕上げたときの作業と基本的に同じでしたので、子どもたちも、すぐに上手に取り組めたようでした。
 ゼミ生たちも、子どもたちの様子を見ながら、適宜、助言したり手伝ったりしていました。大変、微笑ましい光景だったように思います。
 子どもたちにとっても作業自体が楽しかったようです。みんな、夢中になって取り組んでくれました。
 高いところは、前回同様、図工室からお借りした踏み台に乗って作業を進めます。
 協力しあって、上手に色を塗ることができていました。大変、美しい仕上がりになりました。
 みんなの精力的な取組の甲斐あって、あっという間に全ての作業が終わりました。終わった班から、着用していたレインコートを畳みます。ゼミ生は、畳み方ひとつとっても一人ひとりの個性が発揮されていたことに感動していたようです。
 その後は、みんなで汚れた手を洗いました。
 昨年度以来、何度も開け閉めしてきた、この側溝のふたも、これで閉め納めです。些末なことですが、なんだか妙に感慨深いものがありました。
 こちらは出来上がったトンネルの壁面の様子ですね。
 とても楽しげな雰囲気になったと思います。子どもたちの毎日の登下校が少しでも楽しいものになれば、と願っています。
 最後に日陰に移動して、子どもたちから今日の協同作業の感想を聞かせてもらいました。「これまでのボランティア委員会の活動のなかで今日が一番楽しかった」と言ってくれた子もいました。ゼミ生たちも非常に嬉しかったようです。
 全員で記念写真を撮影しました。とても爽やかでした。
 また、子どもたちからお礼の言葉もいただきました。ゼミ生たちの方からも、お返しの言葉をハッキリ返してあげられたら、さらに良かったと思います。教育活動全体のまとめをいかに有意義にするかという点では、まだ改善の余地もあるようです。これから、教職を目指す学生として、さらに成長してほしいところです。
 子どもたちとお別れした後、ゼミ生の一人が、新聞記者の方からインタビューを受けていました。うまく答えられたでしょうか。
 松浜小学校から退出してからは東区にある「焼き肉きんぐ」で小さな打上会を開催しました。まだまだ、気を抜かずに、楽しみながらゼミ活動に取り組んでいきましょう。
2016/07/15
 11日のトンネル制作の様子を、今朝の『新潟日報』16面で紹介していただきました。大変、良い記念になったのではないでしょうか。写真は白黒のコピーですが、実際の紙面はカラーで紹介されています。
2016/09/05
 久しぶりに研究室に集合して、今後のゼミの進め方について相談しました。それぞれ、運動部の試合や遠征やリハビリなどで忙しいとは思いますが、手際よく仕事を進めていきましょう。
2016/09/29
 総合的な学習の時間の教材制作のために、ゼミ生たちだけで、松浜地区の歴史に詳しい住民の方から聞かせていただきました。地域の文化や歴史から、面白い素材の手がかりをいただけたようです。
 昨年から利用させていただいている「こらぼ家」にてケーキもいただいたようです。おいしそうです。
2016/10/07
 昨年度もゼミでお邪魔し、出店されている方々に聞取調査をさせていただいた松浜市場を訪問しました。
 今回は色々と買物もしました。野菜や果物、海産物、鍋やフライパンなど、様々な商品が並んでいました。
 大きなリンゴ。試食させていただき、購入しました。大変、甘くて、美味しくて、安かったです。
 その後、松浜地区の稲荷神社に訪れました。お祭りの際の御神輿が安置されているところです。
 境内には、まだ松浜地区が松ヶ崎浜村と呼ばれていた頃、地域の発展に貢献した村長の村山得次郎を顕彰する石碑が立っています。
 また、測量の基準になる三角点もあります。こちらは、地域住民の方から教えていただいた情報です。意識しなければ、見落としますね。
 過去に水害で被害を受けたため、移転され、現在、稲荷神社は松浜小学校よりも高い位置にあるそうです。集めた素材については、さらなる学習が必要ですね。教材化に向けて、構想を練ってもらいたいと思います。
2016/10/27
 諸般の事情で遅れ気味になっている松浜小学校との交流活動や教材制作について、本格的な予定の調整や作業が始まりました。ここから12月にかけて、集中的かつ継続的な取組が必要になります。気を抜かずに協力してがんばりましょう。
2016/10/31
 交流活動と教材制作に関して打合が続きます。今年度後半の活動も、ようやく、エンジンがかかってきたように思います。
2016/11/02
 夜遅くまで、教材制作に関する作業がなされました。松浜地区の歴史に詳しい市民の方に聞取調査を実施するための予備作業として、松浜祭について調べ学習がなされていました。
2016/11/04
 再び「こらぼ家」にて、松浜祭について地域の方に聞取をさせていただきました。朝早くからお付き合いいただき、本当にありがとうございました。教材制作に向けて、貴重な資料もお借りできました。
 午後は松浜小学校にお邪魔して12月1日に実施する予定のクリスマス交流会について打合をさせていただきました。お忙しいところ、まことにありがとうございました。こちらの準備も本格的に開始します。
2016/11/05
 ゼミ生によってクリスマス交流会の準備が進められています。こちらは交流会で実施する予定のお買い物ごっこで使うリストの試作品です。とても良い感じです。
 なかには、子どもたちに買ってほしいものがイラストとともに書かれています。食材を揃えてみんなでピザを焼こうという企画です。
2016/11/09
 総合的な学習の時間の教材制作に向けて打合がなされました。指導教員からも、教材研究をするうえでの留意事項について助言をしました。
 頭の中で思い描いている教材の構想を、どのように具現化していけば良いのか、大変、難しいですがやりがいのある作業でもあります。
 多忙ななか、色々と大変だと思いますが、試行錯誤こそが重要な学びの過程になりますので、ぜひ、がんばってください。
2016/11/10
 午前中、新潟市北区にある豊栄図書館にお邪魔して、教材制作のための史資料の調査を実施しました。
 ゼミ生の到着を待つ間、指導教員はロビーに併設された喫茶店で朝食をとりました。ミートドリアです。美味です。
 その後は『新発田市史』や旧中蒲原郡の歴史に関する文献や史資料を閲覧、複写しました。図書館長さんをはじめ、司書の方々に親切なご教示をたくさんいただきました。ありがとうございました。
 午後は大学に戻って、クリスマス交流会の企画書づくりと準備に取り組みました。企画書の書き方について指導教員から助言もしました。
 隣のゼミから強力な助っ人が参加してくれました。とてつもない戦力です。期待しています。
 かいものリストをみんなで描いていきます。とてつもない戦力がとてつもない絵心を発揮していました。驚愕しています。
 今日の成果は、このような感じになりました。素晴らしい出来映えですね。
 なかには、ピザの材料になるものが様々に描かれています。ここ数日の様子をみていると、なんだか、にわかに大学のゼミらしくなってきましたように思います。今後の展開が楽しみです。
2016/11/11
 連日、作業が続きます。これはクリスマス交流会で子どもたちに取り組んでもらう予定のコップづくりの試作品です。コップに油性マジックなどで絵を描き、オーブンで 260度で20分ほど焼き、1時間ほど冷やすと完成です。
 午後は総合的な学習の時間の教材制作に関わって、新しい教材を用いた授業の流れを構想しました。
2016/11/18
 教材制作に打ち込むゼミ生の姿。人差し指以外の指でもキーボードを打てるように練習してください。
2016/11/21
 お昼頃、再び、地域の方から「こらぼ家」にて、大いにご教示をいただきました。指導教員不在でしたが、必要な資料を、たくさん、お借りすることができたようです。
 その後、阿賀野川対岸の下山地区にある稲荷神社を訪問したようです。周辺は墓地のため、写真を撮影するのもドキドキだったようです。
 この神社を分祀したものが現在の松浜地区の稲荷神社だという説があるようです。子どもたちに、分かりやすく説明できると良いのですが……
 さらに、16時30分頃から、松浜小学校にお邪魔して、教材制作の進捗状況や今後の予定について打合をさせていただきました。
 また、子どもたちとのクリスマス交流会の計画についても打合をさせていただきました。当日の作業の流れなどについて、ご助言をいただけたようです。
 こちらは、交流会で予定しているツリーの飾り付けのためのオーナメントです。フェルト生地を使って、ゼミ生が手縫いで制作したものです。可愛らしくできています。
 いったん研究室に戻った後、再度、19時頃に松浜小に戻りました。松浜祭りについて取り上げる教材で紹介する予定の松浜太鼓の練習を見学させていただきました。
 太鼓のバチにも、様々な種類があるそうです。竹でできたバチは、しなりを活かして打つそうです。大変興味深い体験させていただきました。
 こちらは練習用の大きな太鼓ですね。これらの種類についても、色々と解説を聞かせていただきました。
 太鼓の打ち方についてご指導をいただきました。ゼミ生は、筋が良いと頻りに褒めていただきました。大学での部活動の引退後の進路が拓けそうですね。
 その後、松浜太鼓の代表を務めておられる地域の方のご自宅にお邪魔させていただき、これまでの歴史や演奏にかける熱い思いを愉快で豊かなエピソードを交えてお聴かせいただきました。本当に楽しい一時でした。
2016/11/28
 昨年度も教材制作に関してお世話になった北区の商工会にゼミ生たちだけでお邪魔し、お話を聞かせていただきました。
 ご教示いただいたことを、教材制作に活かしていけると素晴らしいですね。本番はこれからです。
2016/12/01
 今年度の教材制作の本番が始まりました。諸般の事情で短期決戦にならざるを得ませんでしたが、精一杯、がんばりましょう。
2016/12/02
 全体の流れが見えてきました。ゼミ生の構想に沿ってパワーポイントでアニメーションを制作していきます。日曜日も休日返上で完成させることになりました。
2016/12/04
 本日、日曜日ですが研究室で教材制作に取り組みました。19時頃から22時30分過ぎまでの長丁場でしたが、集中して作業に取り組むと時間はあっという間に過ぎますね。
 一方、クリスマス交流会の準備あたっているゼミ生も自宅で作業を進めていたようです。写真は、当日のプログラムですね。
 みんなで作って食べる予定のピザづくりの工程表です。
 これらは、お買い物ごっこでピザの材料を買うときの財布です。子どもたちに持ってもらう予定です。フェルト生地で手作りしています。可愛らしくできていますね。
 最後はお買い物ごっこで配布する説明書ですね。イラストがカラフルにイラストが描かれています。準備に余念がありません。
2016/12/05
 厚生棟に集合して総合的な学習の時間の教材について検討会をしたようです。お互い、アイディアを出し合って、ギリギリまで練り上げてくれればと思います。
 研究室では、クリスマス交流会の準備が進められていました。お買い物ごっこで使用するお金をコピーして切り出していきます。残りの作業もがんばってください。
2016/12/06
 空いている教室に集合して、総合学習の授業について予定の調整や検討がなされたようです。
 これは、昨年度の教材を確認しているところでしょうか。それぞれの教材を使った授業の主担当を決めたようですね。
 お互いの予定を調整しながら取り組むのは大変かと思いますが、今年度の活動のクライマックスかと思いますので、協力してがんばってほしいと思います。
2016/12/08
 いよいよ、ずっと準備してきた松浜小学校の子どもたちとのクリスマス交流会当日です。朝、9時頃に集合して、リーダーのゼミ生を中心に打合がなされました。今日のために助っ人として参加してくれることになった学生たちも一緒です。
 松浜小に到着すると、玄関に子どもたちが描いてくれたと思われる歓迎の言葉がありました。いきなりの大感激でした。
 教室にお邪魔して、まずは、お互いの自己紹介からです。昨年度も交流活動に関わった4年生のことをは、子どもたちもまだ覚えていてくれました。
 最初は、みんなでマグカップにイラストを描く活動からです。ゼミ生から、子どもたちに活動内容の説明をします。
 子どもたちが油性マーカーを使って思い思いのイラストを描いていくのを、学生たちが見守りながら、助言したり、手伝ったりしました。想像していたよりも、みんな、はるかに絵が上手でびっくりしました。
 その間、ゼミ生たちは、マグカップづくりの後に行なう予定の活動の準備を進めました。
 お店屋さんごっことピザづくりのために、事前に用意してきたものの配置や活動の流れを考えながら、手際良く準備が進められていたように思います。
 調理室からはピザづくりに必要な調理器具をお借りしました。
 これで準備万端です。が、実際にホットプレートを2台以上使用すると教室の電気のブレーカーが落ちてしまうことも判明しました。なかなかの盲点でした。
 準備が進む一方で、マグカップづくりも着々と進んでいました。
 ゼミ生がお手本として完成させてきたマグカップのイラストを気に入って写している子もいました。大変上手に描けていたように思います。
 助っ人で参加してくれた学生たちも楽しみながら子どもたちの活動に関わってくれていた様子が見られました。
 準備を終えたゼミ生たちも合流します。ほとんどの子がイラストを描き終わるところでしたが、子どもたちが楽しそうに活動している様子が見られて良かったです。
 個性的なマグカップができました。いったん、大学に持って帰り、電子レンジのオーヴン機能で焼けば完成です。子どもたちには、後日、完成したものを贈呈する予定です。
 次の活動は、ピザづくりの材料を買うというお店屋さんごっこの活動です。子どもたちに、ゼミ生がつくった財布と説明書が配布されました。
 みんなでゼミ生たちが準備した教室に移動しました。レジ係はゼミ生たちです。
 活動の内容を説明したら、いよいよ始まりです。中央の机のうえにピザづくりの材料が商品として陳列されています。
 子どもたちは、自分の持っている説明書に描かれたイラストと同じ商品を持ってレジに並びます。説明書には、お買い物の仕方が書いてあり、その指示に従ってお金を払います。
 お釣りの計算が大事になりますね。みんな、上手にお買い物ができていたように思います。お金を払ってお釣りがもらえたら、クリスマス・ツリーに飾るオーナメントももらえます。
 商品選びをしている子どもたちに対して先生方も協力して雰囲気を盛り上げてくださいました。
 子どもたちが買い物を終えた後は、再び元の教室に戻って、説明書通りにお買い物ができたかどうかを確認しました。この後は、ピザづくりに取りかかります。
 全員、エプロン・三角巾・マスク着用です。これから二つのグループに分かれて子どもたちと一緒に調理をします。
 こちらは、ホットケーキミックスの生地をタコ焼き器で焼く班です。ゼミ生から作業の説明をしました。
 生卵とホットケーキミックスを泡だて器でかき混ぜます。それぞれ協力しあって上手に作業できていました。
 よく混ぜた生地を、タコ焼き器に流し込んで焼いていきます。焼き始めると、教室には、すぐにホットケーキの甘い香りが漂い始めました。
 竹串などを使って、ひっくり返して焼いていきます。生地が思っていた以上に膨らんで、なかなか大変なことになっていたようです。
 こちらが焼きあがったものです。たくさんできましたね。
 一方、こちらは餃子の皮を使ってピザづくりをするグループです。ゼミ生からの説明を受けて材料を手分けして切っていきます。
 ピーマンは滑りやすいですが、一生懸命、切ってくれていました。学生からもコツを教えてあげていました。
 それぞれ、ピーマン、ミニトマト、ウインナーを切りました。子どもたちと学生たちが一緒に作業している姿は微笑ましいものでした。
 大きなトレーの上に餃子の皮を並べて、その上に切った材料を置いていきます。子どもたちが、材料の量とバランスに注意しながら、取り組んでいきました。
 熱くなったホットプレートで、材料を置いた餃子を焼いていきます。また、その上からチーズをかけていきます。あとは、しばらく焼くだけですね。
 ピザの焼き上がりを待ちながらPPAPを歌い踊り続けていました。
 配膳が終わると、教室にあった小さなクリスマス・ツリーに、みんなでオーナメントを飾ることになりました。
 ゼミ生が夜なべして手作りした可愛らしいオーナメントが、子どもたちの手によって飾られていきます。なかなか、感動的でした。
 クリスマス・ツリーが完成したら、いよいよ、みんなで調理したものを食べます。
 餃子の皮がパリパリに焼きあがっていて、とても美味しかったです。
 ピザづくり、若干の想定外はありましたが、総じて大成功だったかと思います。きっと、きちんと事前の準備に取り組んだおかげですね。
 子どもたちとも打ち解けて、食べ終わった後も、楽しい一時が過ごせたようです。見ているだけで嬉しくなるような光景でした。
 しばらく歓談した後、今度は、子どもたちの活動のお知らせがありました。みんなでレクリエーション・ルームに移動しました。
 みんなで車座になると、子どもたちがつくった小さな紙製のツリーをもらいました。それをマイク代わりにして、一人ずつ、今日の交流会の感想を発表していきました。その紙製のツリーが……
 これです。
 先生が用意してくださった音楽に合わせてツリーの交換をしました。両隣の人と交換していって、音楽が止まったところで、そのツリーがもらえます。
 全ての活動が終わった後、リーダーのゼミ生から、最後に感想とお礼を述べて終わりました。体調を崩しながらも、準備を怠らずによくがんばったと思います。
 充実したクリスマス交流会の企画だったように思います。助っ人で参加してくれた学生の皆さんにとっても、良い思い出になったのではないかと想像しています。
 大学に戻った後は、12月22日から始まる予定の総合的な学習の時間の授業について打合がなされました。
 ここから年明け1月半ばまで、まだまだ、気が抜けません。授業がうまくできるように精一杯、練習してほしいと思います。
2016/12/13
 12月22日に始まる予定の総合的な学習の時間の授業に向けて、授業の練習と打合が始まりました。
 指導教員不在でしたが、どれくらい上手にできたでしょうか。
 授業の様子を、動画で記録していました。これから、本番に向けて、できるだけ時間をとって繰り返し練習してほしいと思います。
2016/12/15
 クリスマス交流会で松浜小学校の子どもたちに描いてもらったマグカップの焼成作業を進めました。オーヴンの温度と時間のバランスが難しかったようですが、どうにかインクを定着させることができました。
 同時並行で総合的な学習の時間の練習も進められました。実際に小学校3年生の子どもたちを相手に授業することを意識し始めると、言葉使いの一つ一つまでが、とても難しく感じられるようですね。
2016/12/16
 ゼミ生が、焼成作業を終えて完成したマグカップを、一つ一つ、ラッピングしていました。
 なかなか、美しい出来栄えです。あとは、週明けに再び松浜小学校にお邪魔して子どもたちに手渡すだけです。
2016/12/19
 松浜小学校にお邪魔して、焼き上がったマグカップを子どもたちに贈呈してきました。喜んでくれた様子が見られて何よりでした。
 研究室では3年生の総合的な学習の時間の授業に向けて、映像や教材を見ながら調整が図られました。いよいよ、木曜日から始まります。緊張感を持って臨んでほしいと思います。
2016/12/20
 総合的な学習の時間の練習が続きます。授業初日に自己紹介する場面のシミュレーションを一人ずつがしていました。試行錯誤ですね。
 各自が主担当になった教材の模擬授業をしました。こちらは松浜祭りに関する説明をしているところです。今年度、新たに自分たちで制作した教材です。
 こちらは松浜橋に関する教材です。昨年度のゼミ活動で制作したものです。去年の授業の映像も参考にしながら授業の流れを構想したようです。
 さらに、ござれや花火ですね。強力な助っ人が強力な模擬授業を展開していました。今日参加した3人のなかでは、一番、上手だったように思います。
 お互いの模擬授業の様子を踏まえて改善点について検討しました。指導教員からも、声の出し方や視線の運び方、意識の持ち方、姿勢や振る舞いについて助言しました。
 大学を出た後は、東区にある「かつ丼政家」で食事をしました。そういえば、ゼミ生におごるのは久しぶりでした。
2016/12/21
 本番を翌日に控え、昨夜の模擬授業の映像を見ながら改善点の検討が続けられていました。
 マクドナルドのセットを食べながら。たまにはお世話になっている研究室の掃除もしてください。
2016/12/22
 いよいよ、本日から、今年度の総合的な学習「いいとこいっぱい!松浜探検隊」が始まります。指導教員は朝から会議のため、残念ですが、見送るのみでした。
 1時間目から3時間目まで、3年生の各組で各自の担当する教材で授業を実施させていただきました。1時間目は1組にお邪魔しました。松浜橋についての授業です。
 子どもたちもゼミ生たちの授業を楽しみにしてくれていたように思います。キズがないわけでは、もちろん、ありませんが、人生初の授業としては、よく頑張っていたように思います。
 画面を見て説明する際に、子どもたちがどんな様子で聞いているかを見たり感じたりすることが疎かになりがちです。今後、改善してほしい点の一つですね。
 他方、昨年度と同様、説明役と板書役に分かれて授業に取り組むようにしたことは、やはり、功を奏していたように思います。
 子どもたちには、授業を受けて面白いと感じたことや不思議に思ったことをワークシートに書いてもらいました。うまく彼らの観想を引き出すことができたでしょうか。
 2時間目は2組で松浜祭りの教材を実施させていただきました。
 子どもたちの方が、とても温かく、ゼミ生たちのことを受け容れてくれていたように感じます。
 話し方が低調単調にならないように、視線の運び方、指示の出し方、声の抑揚や身振手振などを工夫する必要があるようです。これも、これから改善すべき点ですね。
 主担当を見守る目にも熱が入っていました。お互いがお互いの授業から良い点と良くしていく点を学び合ってほしいと願っています。
 ゼミ生の発問に積極的に応えてくれた子どもたちに感謝ですね。
 続いて、3組でござれや花火の教材に取り組みました。初めてとは思えない、のびのびとした授業ぶりでした。
 子どもたちのつぶやきを拾ったり、叫んだことを全体に投げ返したり、お互いの意見を聞いて考えを整理したり、さらに良くするべきことはたくさんあるようです。
 ワークシートに考えを纏めている子どもたちにも、しっかりと寄り添えていたでしょうか。
 最後に、纏めた考えを全体に向かって発表してもらっていました。一人一人の個性的な疑問や感想を、今後の探究的な学びにうまくつなげて展開していけると素晴らしいと思います。
 松浜小学校を退出後は、近くにある「原価率研究所」で 200円カレーを食べてきたようです。うらやましい。
 研究室に戻ってからは、熱心に撮影してきた自分たちの授業記録を検討していました。年明けの授業の続きに活かしていけると良いですね。
2017/01/11
 年末に松浜小学校で授業ができなかったゼミ生が、明日、いよいよ、デビューです。本番を控え、自主的に模擬授業を実施したようです。
 こちらは板書計画ですね。子どもたちから引き出した意見をどのようにまとめるかで色々と悩んでいたようです。当日、板書係と上手に連携して柔軟に対応できると良いですね。
 その後は研究室に戻って熱心に自分の模擬授業の様子を点検していました。感心しました。
 昨年度、松浜小学校の先生にお願いして実施していただ授業のお手本との比較から、盗めそうな授業スキルについてもチェックしていました。明日の本番が大変楽しみです。
2017/01/12
 積雪が心配されましたが、辛うじてありませんでした。とても寒い日でしたが、朝8時30分に研究室に集合して、今日の授業の最終準備や打合がなされました。
 新年最初の授業が始まりました。ゼミ生全員が初めて子どもたちの前で勢ぞろいです。改めて、挨拶から始まりました。
 最初は3年2組でござれや花火について授業をしました。年末1回目の授業の反省を踏まえて、子どもたちの意見を交通整理したり、学習規律に気を付けたりしていたように思います。
 3時間目は3組で、初めて松浜市場についての教材を実施しました。子どもたちも、とても興味を抱いて協力的に授業に臨んでくれていたように思います。
 備えつけられたモニタも活用して、子どもたちとコミュニケーションをとりながら授業を進行していました。
 松浜市場の昔の様子と今の様子とを比較して、ワークに考えをまとめていきます。
 ゼミ生たちは机間巡視しながら、子どもたちの意見を聞いたり、助言をしたり、良い考えを収集したりしていました。
 1組の授業は4時間目に実施されました。今日は松浜祭りについて取り上げる授業でした。
 松浜祭りがもともと地区の稲荷神社のものであったこと、その神社がどのようにして現在の地に移ってきたのかを、アニメーションを用いながら説明していきます。
 子どもたちの考えたことを発表してもらいました。まとめた意見をうまく拾いあげ、協同的な雰囲気を作っていくのは難しいことだと実感したようです。
 なかなか考えをまとめられない子もいましたが、みんなで寄り添っていました。今日の授業には反省すべき点も多々あったように思います。
 研究室に戻ってからは、今日の授業の反省点や改善点について3時間以上議論をしていました。
 制作した教材に加えるべき修正について自分たちなりの方針をまとめることができたようです。土日も何かと忙しいかと思いますが、週明け、作業に打ち込んでほしいと思います。
2017/01/16
 改めて、集まれるゼミ生が木曜日の授業の反省と検討を行ないました。細かい授業スキルの問題もありますが、まずは、自信を持って、堂々とした振る舞いができるようになると良いと思います。
2017/01/18
 指導教員不在でしたが、研究室で明日の授業に関する打合が行なわれたようです。来年度のことも想像しながら、最近のゼミ生たちの自主性の発揮に心強いものを感じています。
2017/01/19
 本日、総合的な学習の時間の第3週目です。朝、研究室に集合してワークシートを印刷しました。
 2時間目は2組で松浜市場についての授業を実施しました。前回の授業の映像を見て、自分なりに反省すべき点を改善してきたようです。授業ぶりが見るからに良くなっていました。
 身を乗り出してゼミ生の話を聞いてくれている子もいました。なかなかの集中力です。感動的な光景でした。
 子どもたちが考えをまとめていくのを支援する姿にも、少しずつ「らしさ」が出てきたように思います。
 板書についても、最初はヘタクソな文字でしたが、かなりの改善が見られました。感心です。
 授業の最後は、ワークシートを書き上げた子から発表して終了となりました。
 3時間目は3組の授業です。今日は、松浜橋の歴史について学ぶ授業を行なうことになりました。
 板書のまとめ方も手慣れてきましたね。もしも将来的に教職に就くことになったら、板書も自分一人でこなすことになります。そのことをイメージしながら授業進行を考えていくことも必要になるでしょう。
 持ち込んだ情報機器に若干のトラブルがあり、なかなか思い通りの授業の展開にならなかったようですが、自分なりに、努めて冷静にこなしていたように思います。
 続く4時間目は1組で授業をさせていただきました。ござれや花火についてクイズ形式で展開する教材になります。
 前回までの反省を踏まえて、自分なりに調べてきた情報も織り交ぜながら全力投球で発問している姿が印象的でした。
 各組に各自が各1回ずつしか授業担当者として関われないこと、授業進行上の規律や了解を子どもたちと共有している時間がとれないこと、などなど、様々な条件や制約もあるなかで精一杯取り組んでいたように思います。
 子どもたちにも熱意が伝わったのか、考えたことや不思議に思ったこと、驚いたことなどをワークシートに一生懸命まとめてくれていました。
 一回の授業に全ての力を傾注できたことが功を奏したように見受けられました。今回の授業を通して、日々の授業をこなしながらその他の様々な業務もこなさなければならない先生の大変さにも想像力が及んでいたようでした。
 控室には、なんと、労いのコーヒーが置かれていました。ゼミ一同、感激していただきました。
 その後、レクリエーション活動で交流させていただいている学級に伺って、ゼミ生たちから、とあるお願いをさせていただいたようです。どんな展開になるのか、楽しみです。
2017/01/25
 総合的な学習の時間も、明日で最終日です。教材や板書案の手直しがなされていました。とにかく、悔いのないように力を出し切ってください。
2017/01/26
 いよいよ、総合的な学習の時間の授業実施最終日です。今年度のゼミ活動の最高潮ですね。
 2時間目。まずは、松浜橋について、2組で授業を行ないました。
 過去2回の反省点や改善点を活かして、説明の仕方にも自分なりに工夫を凝らしていた様子が見られました。
 今日も身を乗り出して聞いてくれていました。こういう子どもたちの様子を見ると授業をする側も勇気が湧いてきますね。
 かつての木造橋と現在の永久橋との違いを考えてもらうために、子どもたちに画面上で確認してもらう場面もありました。
 永久橋の実現に尽力した当時の松ヶ崎浜村の村長津野富次郎についての説明をしているところです。子どもたちから、津野が橋の建設を国土省に願い出た時期について質問が出ていました。
 今回の最大の改善点は、板書の配置と順序だったようですね。授業の内容を左から右へと単に羅列していくだけではなくて、その授業の目的に適うように記述していくことによって、授業を効果的に進められることにも気づけたようです。
 他方で、教育実習では板書も一人でこなさないといけないことも心に留めておいてほしいと思います。
 子どもたちに興味を持ってもらえた分だけ、ワークシートへの取組も筆が進むようです。みんな、熱心に取り組んでくれていました。
 他のゼミ生たちも、子どもたちが自分の考えをまとめられるように支援していました。
 分かったことや驚いたこと、不思議に思ったことなどを積極的に発表してくれました。
 次は3組での授業です。松浜祭りの教材です。前日まで教材の改善に苦戦していたようですが、成果はどのように出るでしょうか。
 冗長になりそうな部分は大胆に割愛しながら、熱量を持って自分自身の言葉で語れる部分に的を絞っていくことが、前回に比べれば、できていたように思います。
 ワークシートに取り組む間、子どもたちが考えをまとめられるように寄り添うことができていたでしょうか。
 子どもたち一人ひとりの個性的な意見や疑問を丁寧に汲みとっていけるようになると良いですね。
 多くの子が、一生懸命、自分の考えを発表してくれました。教師が教材研究にかけた時間や労力や思いが、良くも悪くも実際の授業のなかで子どもたちから返ってくるように思われます。ゼミ生たちも、そのことを実感することができたようです。
 最後は1組で松浜市場について取り上げます。担当するゼミ生も、最初の授業に比べて、ずいぶん、笑顔や身振手振が自然になってきたのが印象的でした。
 ゼミ生の発問に精一杯手を上げて応えてくれている姿に、胸が熱くなりました。
 松浜市場が開催される場所を、画面に表示された松浜地区の航空地図で確認しているところです。
 昔と今の松浜市場の様子を比較する場面では、子どもたちが前に出てきて、画面を指差しながら活発に話し合いをしていました。授業における情報機器の活用の仕方も学べたのではないでしょうか。
 考えをまとめていく際にも、子どもたちの目を見ながら丁寧に机間巡視ができていたように思います。
 最後に、お互いに挨拶をして終わりました。長かったようで、アッという間の、総合的な学習の時間でした。
 全ての授業が終わった後も、子どもたちと楽しく交流していました。すっかり打ち解けて仲良くなれたように思います。微笑ましい光景でした。
 控室には、再び、コーヒーが準備されていました。感謝の気持ちを持って、美味しくいただきました。ゼミ生たちは、授業を終えての感想を話し合っていました。
 その後、研究室に戻り、今後の予定について打合をしました。指導教員は所用で大学を離れましたが、ゼミ生たちの話し合いは、来年度のことも見据えながら続きます。
2017/01/27
 朝、研究室に戻ると、昨日のゼミ生たちの話し合いの様子が窺えるメモがホワイト・ボードに残されていました。ここまで具体的に主体的に考えられるようになったか、とゼミ生たちの成長に指導教員として感慨深いものがありました。
 お昼頃、ゼミ生たちが松浜小学校にお邪魔して、コメントを入れた総合的な学習の時間のワークシートを返却しに伺いました。写真は、ついでにトンネルの状況を確認した様子だそうです。
2017/01/31
 新潟市東区河渡の「焼肉きんぐ」にて、松浜小プロジェクトの打上が開催されました。来年度の活動に向けて、楽しい雰囲気のなかで話し合いがなされました。まだ、残っている交流活動はありますが、はりきっていきましょう。
2017/02/14
 定期試験も終わり、ゼミ生たちが自主的に研究室に集まって、来年度の活動に向けた打合や準備がなされました。カレンダーを用いてお互いのスケジュールを調整していました。
 最近は関心の幅が広がって色々と新たな分野の本も読み始めているようですね。ぜひ、がんばってください。
 来年度の松浜小学校との交流プロジェクトを引き継いでくださる先生もおみえになりました。これから、何かとお世話になるかと思いますが、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
 新年度に向けて、先生方や後輩たちに、このプロジェクトの内容を説明するための引継資料を協力して作っているようでした。情報機器の活用能力も、この1年間でかなりの進歩があったようです。
2017/02/15
 昨日に引き続き、ゼミ生たちの作業が続きます。来年度の活動に向けた引継と発表の資料の作成をしていました。
 取り組まなければならない課題を整理し、作業の進捗状況を確認しながら続けられます。
 お昼過ぎに集合してから、なんと22時過ぎまで、終始、楽しい雰囲気のなかで仕事に取り組んでいました。目覚ましいほど主体性が育ってきているように思います。頼もしい限りです。
2017/02/17
 来年度に向けて、活動内容の引継や発表のための資料の制作が佳境を迎えているようです。今日も21時過ぎまで熱心に取り組んでいました。これから関係各方面に様々な依頼をしなくてはなりません。電子メールの文面を考えるにも苦労していました。踏ん張ってほしいところです。
2017/02/20
 午前中、総合的な学習の時間の教材制作にご協力いただいた地域住民の方のお宅を訪問して、お借りしていた資料をお返しするとともに、制作した教材のデータを差し上げました。この他にも、北区の商工会や「こらぼ家」にもお邪魔して、制作した教材についてご報告してきたようです。
 午後は研究室に集合して、プロジェクトの内容を後輩に紹介するための配布資料を作成していました。QRコードなども活用していました。
2017/02/22
 学科長先生の研究室にゼミ生たちだけで訪問し、来年度のことについてご説明申し上げました。健康スポーツ学科の新年度のオリエンテーションで、一緒に取り組んでくれる学生を募るために活動を紹介する時間をいただけるようです。
 このプロジェクトの存続に向けて、大きな弾みをつけられたように思います。心から感謝申し上げます。
2017/03/01
 来年度の松浜小学校交流プロジェクトを継続的に支援する大学側の指導教員2名とともに、松浜小学校を訪問させていただき、校長先生と面談させていただきました。
 今後の交流の展開に向けて、大変、前向きで建設的なお話をさせていただくことができました。ただただ感謝するばかりです。
2017/03/03
 ゼミ生たちだけで自主的に北区豊栄の「ガスト」で打合をしていたようです。指導教員も途中から参加しました。年度明け、具体的な活動の進め方が想像できないと、色々と不安に感じることもあるでしょうが、できる範囲で気負いすぎないようにがんばってほしいと思います。
2017/03/10
 松浜小学校の子どもたちと、スキー場で交流活動をすることになりました。朝の7時30分に研究室に集合して簡単な打合をしました。ゼミ生たちだけでなく、有志の学生たち4名も参加してくれます。
 8時過ぎに松浜小にお邪魔しました。教室に入ると、ご担当の先生から一日の流れについて説明をしていただきました。
 朝の会にも参加しました。当番の子から、全員に楽しい朝の挨拶がありました。
 先生から、今日の予定が書かれたしおりを使いながら説明をいただきました。そして、一緒に遊ぶペアを組みました。
 全員が着替えてレクリエーション・ルームに集合すると校長先生に出発のご挨拶をしました。
 新潟市のバスに乗車し、いよいよ出発です。
 車内では、しりとりをしたり、結露した窓に絵を描いたりして過ごしていました。写真は犬の絵だそうです。
 バスに1時間ほど揺られて新発田市にあるスキー場「ニノックス」に到着しました。ゲレンデ右手にあるキッズパークに入場します。
 ペアで一緒にそりをもってゲレンデを登ります。歩行者用のリフトが設置されていました。指導教員も乗ったのは今回が初体験でしたが、なかなか楽しいものでした。
 このように、そりに乗ってペアで滑ります。みんな、とても楽しそうでした。
 ゲレンデには大きな雪山も作ってありました。陽の光も差して暑いくらいでしたが、みんなで一生懸命登っていました。
 一人で登れない子どもは、先生が引き上げ、学生が押し上げ、協力していました。大人たちの方も必死です。
 頂上からの眺めはどうだったでしょうか。子どもたちの満足そうな笑顔が見られました。
 先生方も、そりをしたり、雪玉を作ったり、それを子どもたちにぶつけたりして楽しんでおられました。
 雪山から一気に滑り降りるのも、スリルがあって、とても楽しかったようです。
 スキーウェアを持っていないゼミ生たちは、お尻が濡れないように、そりに座って休憩していました。雪だるまも一緒に作ることができて良かったですね。
 11時30分過ぎにレストハウスに入って昼食を食べました。子どもたちは先生から自分の財布を受け取ると券売機で食べたいメニューの食券を買っていました。こうしたことも大事な社会経験ですね。
 なぜか、子どもたちのほとんどがチャーハンを頼んでいましたが……何かしら、みんなでチャーハンを食べる理由があったのでしょうか。不思議でした。
 全員分が揃ったところで楽しく昼食をいただきました。先生方が用意してくださったコーヒーやお菓子も美味しかったです。
 休憩が終わり、ゲレンデには雪が降り始めていましたが、引き続き、みんなで楽しく遊びました。笑顔の絶えない愉快な時間を共有できたようで何よりでした。
 終わりがけ、先生の指示をうけて集合し、雪上リレーの説明を受けました。念入りに準備をしてくださったようです。
 学年によって、それぞれ、折り返し地点になるコーンまでの距離が違います。設定された距離が絶妙でしたね。
 白熱した勝負になったように思います。参加した学生たちも健康スポーツ学科の本領を存分に発揮していました。
 その後は、5発とか10発とか、他の人に雪玉を投げて当てられた人から先生のところに集合します。カメラを構えていた指導教員は子どもたちの恰好の標的でした。
 最後に、みんなで新雪の積もった場所に列びます。
 そのまま、大の字に倒れて雪の感触を楽しみました。子どもたちからは歓声が上がっていました。
 学生同士は雪をかけて埋めることにも余念がありませんでしたね。
 全ての予定が終わりました。歩行者リフトを操作してくださった職員の方に対して全員で御礼をいうのも忘れませんでした。
 ゲレンデを出て帰りのバスに乗り込みます。楽しい時間はアッという間に過ぎますね。
 無事に松浜小に帰着しました。今日一日、お世話になった運転手さんにも御礼を申し上げました。指導教員は所用のため、ここで松浜小を退出させていただきました。
 時間のある学生たちは、その後も子どもたちの活動に参加させていただきました。この場面は、先生方が撮影した写真を見ながら今日の感想を発表しているところでしょうか。子どもたちから学生たちへの御礼の言葉もいただけたようです。
 また、忘れ物を取りに戻った学生の一人は、左の写真のような心温まるメッセージまでいただいたそうです。学生たちにとっても貴重な思い出になったのではないかと想像しています。
2017/03/14
 新潟市中央区の「朱鷺メッセ」にて卒業式が挙行されました。
 3年生も、4年生を送るために集合してくれました。3年生が編集してくれたメッセージ・カードや記念品が4年生に贈呈されました。そこには松浜小学校の子どもたちが寄せてくれた、卒業のお祝いの言葉も入っていました。
 また、ありがたいことに、指導教員にも色紙を準備して贈ってくれました。一人一人の心の込もったメッセージを読んで胸が熱くなりました。今後の人生の糧にさせていただきます。
 大変名残惜しいことではありますが、これにて、昨年度から続いてきた松浜小学校交流プロジェクトも、とりあえず、一区切りです。来年度からは、それぞれが新たなゼミに所属しながら自主的に活動していくことになります。残りの学生生活を、無理なく、悔いなく、楽しく、充実したものにしてくれることを心の底から祈っています。
●2016年度 活動報告
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