■2025年 活動記録
2024 <
2025
> 2026
2025/01/01
 年々、時の経つのが早く感じられるようになってきますが、自分に関わってくださる皆さまへの感謝を忘れず、今年も与えられた職責を全うできるように微力を尽くしたいと思います。
2025/01/11
 岐阜県可児市の広見地区センターで全国生活指導研究協議会東海北陸生活指導研究セミナーが開催されました。理論講座と実践講座、各分科会における実践報告と検討が行なわれました。対面で開催することの大切さを肌で感じることができました。
2025/01/12
 全生研東海北陸生活指導研究セミナーの二日目が開催されました。岐阜県飛騨地区の公立小学校における教育実践報告についての分析と討議が行なわれました。会場から出た意見にハッと思わされ、教育実践を読み解く際の分析の新しい分析の視点を教えられる場面がありました。
2025/01/23
 朝日大学の教職員組合に相等するながら会の総会と懇親会に参加させていただきました。諸般の事情により、通例の年末での開催から、年始での開催に変更になりました。久しぶりに楽しい一時を過ごすことができました。
2025/01/25
 岐阜県生活指導研究協議会の常任委員会が研究室において開催されました。ハイフレックス型です。留任することをを期待されていた方々から次々と常任委員を離脱したいとの意向が示されるという衝撃の展開となりました。いよいよ危機的な状況ですが、今後も、可能な限り、協力はさせていただきたいと思っています。
2025/01/28
 午前、岐阜県図書館を訪問しました。現在執筆中の原稿の細かい部分を詰めるために、1960年代の岐阜県内の教員の異動履歴を閲覧し、必要な情報を筆写する作業に取り組みました。
2025/01/29
 岐阜県立池田高等学校を教職課程履修学生8名と一緒に訪問しました。例年通り、総合的な探究の時間における2年生の学習成果報告会に参加し、コメントをさせていただきました。年度を重ねるごとに、少しずつ、発表内容の質が向上しているのを感じます。蓄積していくことの大切さを再認識することができました。
2025/02/02
 世界新教育学会の研究部が主催する公開シンポジウム「新教育時代の綴方教育の可能性-生活を切り開く綴方教育を求めて-」に報告者の一人として参加させていただきました。会場は国の重要文化財に指定されている自由学園明日館でした。歴史ある空間で、ご参加の皆さまと熱く議論できたことは無上の喜びでした。
2025/02/03
 午前から昼過ぎにかけて、国立国会図書館において、館内でしか閲覧できない全国紙の筆写に取り組みました。期待に反して目的の記事は見つかりませんでしたが、史料が存在しないということが判明したのは成果でした。
2025/02/05
 午前中、岐阜県図書館で現在執筆中の原稿の細部を詰めるために、史料の閲覧と筆写を行ないました。あと少しというところです。
 夜にはオンラインで中部教育学会理事会が開催されました。通常の会務に関する報告がなされるとともに、機関誌の査読結果その他の諸事項に関する議論がなされました。
2025/02/08
 午後、市民講座「教育勅語について考える」第3回を開講しました。会場はハートフルスクエアG50番研修室でした。前回から2ヵ月半以上経ってしまったため、やや丁寧に復習しながら解説させていただきました。熱心に聴講いただいた参加者の皆さまに心より感謝申し上げます。
2025/02/20
 夜分、岐阜県東濃地域の公立中学校の先生から最近の教育実践についてお聞かせいただき、議論させていただきました。岐阜県の一般的な中学校の雰囲気のなかで、どのように今後の方向性を見通していくかが問われています。
2025/02/21
 2025年度前期の市民講座(朝日大学エクステンション・カレッジ)のフライヤーを持って岐阜市立中央図書館(メディアコスモス)に設置していただくための依頼に訪れました。
 岐阜市文化センターにもお邪魔させていただきました。自分の受け持つ講座についても、来年度も参加者がある限りは開きたいと思っています。
2025/02/26
 朝日大学6号館6201教室で開催されたFDセミナーに参加しました。名古屋大学情報基盤センター教授の松原茂樹氏による講演「大学における研究データポリシーの役割」を拝聴させていただきました。
2025/03/09
 昼過ぎ、岐阜市神田町にある珈琲屋さむにて、1970年代以降の岐阜県内の生活指導運動に携わってこられた退職教員の方のお話を聞かせていただきました。当時の岐阜県の教育界の雰囲気や民間教育研究団体の動向について、大変理解が深まりました。
2025/03/13
 この3月で一段落ついた研究課題の次を見据えて、午前中、岐阜県図書館で史料の閲覧と筆写に取り組みました。今後も地道に作業を継続していこうと思います。
2025/03/15
 午前中、愛知県図書館で史料の閲覧と筆写を行ないました。また、所蔵文献を検索し、いくつかの有益な先行研究を発見することもできました。
 14時から、愛知東邦大学で開催された東海・北陸地区私立大学教職課程研究連絡懇談会の2024年度第2回定例研究会に参加しました。主題は「教職課程における学生の多様性をふまえた指導と合理的配慮-特別支援教育およびジェンダーの観点から-」でしたが、議論を通じて、まだ気づいていなかった視点を自覚することができました。
2025/03/16
 夕方、再び岐阜県図書館で史料の閲覧と筆写に取り組みました。火曜日に予定している退職教員の方への聞取調査のため、基礎的な情報を整理しました。
2025/03/18
 昼過ぎ、岐阜県美濃加茂市山手町の珈琲屋らんぷ美濃加茂店にて、1970年代から1990年代にかけての岐阜県内の生活指導運動を主導した退職教員の方のお話を聞かせていただきました。型破りのように見えて、人間の生長発達に関する理論があることが感じられる教育実践のエピソードの数々に圧倒されました。
2025/03/20
 イールーム名古屋駅前Aにおいて教育・授業実践史研究会が開催されました。道徳の時間を授業をめぐる1960年代の文部省内の構想に関する報告と、戦前期における東井義雄の綴方的教育方法の形成過程に関する報告の二つについて討議がなされました。
2025/03/21
 名古屋大学附属中央図書館で史料の閲覧と筆写に取り組みました。1970年代半ばからの岐阜県内の民間教育研究団体の動向に関する教育雑誌の記事を洗い出しました。図書館前のグリーンベルトがかつての光景とは全く異なるものになっていて、見違えました。
2025/03/30
 夜、岐阜生研のサークルがオンラインで開催されました。岐阜県で理科教員として活躍された生源寺孝浩氏による「認識の<のぼりおり>と分析と総合」と題した講座に基づいて、理科の授業づくりについて熱心な質疑応答がなされました。
2025/04/04
 新入生を対象とした教職課程のガイダンスを実施しました。教員として働くために大学で達成すべき課題と流れについて、なるべく分かりやすく解説しました。大変熱心に耳を傾けてくれる雰囲気で、頼もしく感じました。
2025/04/13
 当初可茂教育会館に集合する予定でしたが、急遽オンライン開催に切り替わった岐阜生研の常任委員会に参加しました。5月の総会と学習会の企画について、相談を行ないました。
2025/04/17
 法学部・経営学部・保健医療学部と教職課程センターとの合同で開催された研修会・情報交換会に参加させていただきました。ひょんなことから、たまたま隣席した先生から、1960年代から1970年代にかけての岐阜県内の教育界の雰囲気について窺い知ることのできる貴重なエピソードを聞かせていただくことができました。
2025/04/25
 朝日大学6号館の6201教室で2025年度のサイバーセキュリティ講座が開催されました。講師は朝日大学情報教育研究センター長の矢守恭子氏でした。最近の生成AIを悪用したフィッシング・メールの事例などが紹介され、率直にいって、暗澹たる気持ちになりました。
2025/05/02
 18時30分頃から岐阜生研の岐阜・西濃サークルが開催されました。前回が2022年7月25日でしたので、実に3年弱ぶりのことでした。教職を志望する大学生・大学院生、現職教員、退職教員が集まるという異色の会合となり、教員採用試験における面接を想定した議論や生活指導実践に関わる熱い議論が展開されました。
2025/05/14
 新潟県教職員組合の教育研究推進会議にオンラインで参加させていただきました。10月に予定されている第74次教育研究集会に向けて、共同研究者を務めさせていただく第3分科会(社会科)の方針などについて意見交換させていただきました。
2025/05/18
 朝日大学5号館第一会議室において岐阜生研の総会と春の学習会を開催しました。学習会では、前半、石川県の公立小学校教員である竹林和廣氏による実践講座「子どもをより好きになる学級づくり」が、後半は、東濃地域の公立中学校における実践報告をもとにした分析と討議がなされました。
2025/05/23
 午後、岐阜県図書館を訪問しました。1970年代以降の岐阜県内の生活指導運動の展開と変容について、できるところから少しずつ調査を進めていく予定です。
2025/05/24
 2025年度前期の市民講座「教育勅語について考える」の第1回を、例年通り、JR岐阜駅舎内ハートフルスクエアG50番研修室で開講しました。今期でこの講座の担当は一区切りとなる予定です。力を尽くしたいと思います。
2025/05/27
 午前、岐阜県図書館で史料調査を実施しました。主に1980年代以降の文献や新聞記事から、岐阜県内の生活指導運動の担い手たちの動向を追跡しました。
2025/05/28
 昼過ぎ、美濃加茂市山手町の珈琲屋らんぷ美濃加茂店にて、1980年代の岐阜県内の生活指導運動に関わられた退職教員の方のお話を聞かせていただきました。岐阜県内の、いわゆる「管理主義教育」の歴史的な起源についても貴重な意見交換をさせていただくことができました。
2025/05/29
 教育実習の視察のため、岐阜県立大垣商業高等学校を訪問させていただきました。自らの至らなさを自覚しながらも、教育実習を通じて教職のやりがいを十分に感じることができ、進路の志望が揺れ動いていることが伝わってくる教育実習生の言葉に、胸が熱くなりました。
2025/05/31
 午後、岐阜県図書館で史料の閲覧と筆写に取り組みました。1960年代以降の生活指導運動が、岐阜県の、いわゆる「研修校」において推進された教育研究にいかなる影響を与えたのかを検証したいと考えています。
2025/06/01
 再び午後、岐阜県図書館を訪問しました。岐阜市立長良中学校の教職員の体制の変遷に関する情報を収集し、必要に応じて筆写に取り組みました。いわゆる「研修校」体制の史的起源と展開について考察を進めたいと思います。
2025/06/03
 折悪しく大雨に降られましたが、滋賀県米原市立柏原中学校を訪れ、教育実習を視察させていただきました。小規模校の良さが感じられる、温かい雰囲気のなかで、充実した生活を送っている教育実習生の様子を見ることができました。
2025/06/04
 昼過ぎ、岐阜県各務原市にお住まいの、1960年代以降に岐阜県内で生活指導の理論に基づく障害児教育に携わられた退職教員の方のお話を聞かせていただきました。岐阜県内の生活指導運動の人脈と展開について、貴重な史料をも惜しげもなく提供いただき、大変感激しました。
2025/06/08
 岐阜市立中央図書館を訪れ、史料の閲覧と筆記に取り組みました。最近、強く研究関心を寄せている、いわゆる「研修校」制度の歴史的展開に関して、予備的な調査を行ないました。
2025/06/10
 午前、池田高校を訪問し、共同開発した教材を用いた2回完成の単元の前半の授業を参観させていただきました。高校生にとっては難しいと感じられるであろう課題にも拘わらず、意欲的に取り組み、積極的に議論する生徒の皆さんの姿に感激しました。
2025/06/13
 午後、再び池田高校を訪問し、共同開発した教材による後半の授業を外部講師として担当させていただきました。前半と後半の授業で展開された一連の思考の過程について整理しながら、ものごとを多面的に捉え、考えを深めていくための方法論について解説させていただきました。
2025/06/14
 市民講座「教育勅語について考える」第2回をJR岐阜駅ハートフルスクエアG50番研修室で開講しました。出席者はわずか2名でしたが、熱心に聴講いただき、大変ありがたく思いました。
2025/06/15
 岐阜市内のビリオン珈琲則武店にて、1980年代の岐阜市内における、いわゆる「管理主義教育」問題と取り組まれた当事者の方に聞取調査をさせていただきました。当時の事情や雰囲気について臨場感のあるお話を聞かせていただくことができました。当時の全国的な社会情勢をも踏まえて学校教育を歴史的、構造的に解明することの必要性を感じています。
2025/06/19
 教育実習生の訪問指導のため、長野県長野市立犀陵中学校にお邪魔させていただきました。大変な暑さのなかでしたが、水泳の授業を参観し、プールサイドから大きな声で懸命に指示を出す実習生の姿を確認することができました。
2025/06/20
 午前、1980年代以降の、いわゆる「研修校」の状況に詳しい方々を研究室にお招きして、岐阜県内の学校教育の概要や歴史について聞取調査をさせていただきました。当事者の目線から見た岐阜県内の学校教育の文化や気風について、臨場感のあるお話を聞かせていただきました。
 夕方からは岐阜生研の岐阜・西濃サークルの場が持たれました。生憎の急用のためサークル長不在でしたが、感銘を受けた教育小説の紹介や、1950年代までの敗戦後の学校教育史のことなどが話題に上りました。また、サークル後は、瑞穂市別府の台湾料理福千で、池田高校での授業にご協力いただいた卒業生の方にお礼をさせていただきました。
2025/06/21
 花園大学で開催された日本カリキュラム学会第36回大会に参加しました。午後の分科会では、大正新教育における鑑賞教育の先駆と目される谷鐐太郎の思想と実践に関わって、大変興味深い報告を拝聴することができました。
2025/06/22
 全日に引き続き、日本カリキュラム学会第36回大会に出席しました。最新のカリキュラム研究の動向について学ぶとともに、カリキュラムの思想と実践をいかにつなぐかという研究課題をめぐって、フロアでの議論に参加させていただきました。
2025/06/25
 午後、瑞穂市馬場春雨町のコメダ珈琲店岐阜穂積店にて、1970年代初頭の長良中の教育を生徒として体験された方に聞取調査をさせていただきました。当時の岐阜市内の学校教育の雰囲気を知るうえで、非常に興味深いお話をたくさん聞かせていただくことができました。
2025/06/26
 岐阜大学名誉教授の近藤真庸氏を研究室にお招きして、現在進めている岐阜県の敗戦後の学校教育史に関する作業仮説について意見交換をさせていただきました。研究の方法論のことから、岐阜県の学校教育の背景にある教員研修制度の構造的な問題まで、大変興味深いことをご教示いただくことができました。
2025/06/28
 午前から正午過ぎにかけて、岐阜県図書館で岐阜市立中学校の沿革誌の閲覧と筆写に取り組みました。これから予定している調査の前提となる基礎的な情報を収集しました。
2025/06/30
 夜、中部教育学会理事会にオンラインで出席しました。7月5日に皇学館大学において開催が予定されている第73回大会・総会に向けて、会務の進捗状況や議案初の内容について検討しました。
2025/07/02
 夕方、岐阜県美濃加茂市のお宅を伺い、1970年代以降の岐阜県内の生活指導運動に尽力された退職教員の方のご遺族にお話を聞かせていただきました。刊行された文献からは窺い知れない、貴重な情報や史料をいただき、とても有意義な時間となりました。
2025/07/03
 昼過ぎ、JR岐阜駅に隣接する岐阜シティ・タワー43内に所在する岐阜放送本社を訪問して1960年代後半の長良中の教育を体験された方に聞取調査をさせていただきました。当時の同校の雰囲気について大変貴重なお話を聴かせていただき、意見交換もさせていただきました。今後も同様の調査を、可能な限り、継続していく予定です。
■2025年 活動記録
2024 <
2025
> 2026